札幌から白老へ

3/30(1日目)

 一日目は札幌で詰将棋の本、パタゴニアのレインウェア、アマゾン川用のカメラを購入して、バスで恵庭へ行く。3時間の道程はサーフィンで鍛えられたclokawaの体には屁でもない。自分で運転しないことってすごい楽だ。
 恵庭には陸上自衛隊の基地があって、そこに勤務する防衛大学校時代の仲間、こもりーの社宅に泊まる。こもりーはナイスなやつだ。「焼き鳥は飲み物」と言って、当時私が部屋の中で開催していた早食い大会で規格外のタイムを出し、私にに「横綱がわんぱく相撲にでる」ようなものだと言う評価をさせた唯一の男だ。当然、その後の早食い大会では相談役という謎のポジションに就任して、参加を免除されている。
 彼には借りがあった。数年前に彼がぼったくられて7万円で購入したシルバーのスカルリングを負の遺産として預かっていたのだ。何度も捨てようとしたのだが、いつの間にか手元に戻って来ていて、恐らく製作者の怨念がこもっているに違いない。その指輪をこもりーに返すことができて、遅ればせながら、厄落としが終わった気分だ。心なしか肩周りや足取りも軽く、清々しい。怨念の矛先がこもりーに向かったのだろう。こもりーよ、なむなみだぶ!

3/31(2日目)

 始発に乗ろうと、6時に起きて、こもりーと恵庭駅へ歩く。雪が溶けてきているとはいえ、そこら中にまだたくさんの雪が残っていて歩きにくい。まるで食べかけのショートケーキだ。
 結果的に始発に乗れず、バスで札幌までもどることになったが、部隊員の見送りがあるにも関わらず、バス亭まで送ってくれたこもりーに半年後には父親になる男の気概を見た。実に男らしくかっこよい。君に足りないのは自動車の免許だけだ。

白老(しらおい)のアイヌ民族博物館へ行く。

 札幌に10:30に戻り、苫小牧経由で白老を目指す。ここで活躍するのがJRの北海道&東日本パスだ。なんと、連続する7日間が¥10000で北海道と東日本の全路線の普通電車が乗り放題という優れパス。青春18きっぷよりよい。

 白老に着く。まずは観光案内所で聞いたラーメン宝龍でみそラーメンを食べる。シンプルなみその味が昭和の好景気を思わせる。良い時代だった。あの頃は働けば働くほど稼ぎになった。らしい。

 その後、ポロトコタン(大きな湖の村)にあるアイヌ民族博物館に行く。門前のお土産屋の呼び込みに悲哀を感じる。

 中にはいると、SoftbankのCMで有名なカイくんと同じ犬種の北海道犬が檻に入れられている。檻ごしでも喧嘩をしていて、可愛いけど、狩猟犬の血統。
 隣にはヒグマのオスが四匹いる。で、でけえ。横綱の白鳳にあったことがあるが、白鳳より一回り大きい。あらためて、言おう。熊にあったら逃げろ。
 アイヌの民族舞踊、演奏を見物。なーんか気の抜けたサイダーみたいな感じで、まあここは人にオススメできん。
 夜は、恵庭のたーにゃの家に泊まる。ラフォーレ恵庭という温泉に入る。温泉より受付の女の子が可愛かったことしか覚えてないよ。北海道は美人が多い。
 マブダチのたーにゃは精一杯のおもてなしをしてくれたナ。なんていいやつだ。いいやつ辞典にいれておきたい。寝る前にお腹が痛いとたーにゃがトイレに一時間こもる。俺が来た日に腹痛とは、俺の厄を吸い取ってくれたのかもしれん。二度言う。なんて小さくてふくよかないいやつ。