パタゴニア旅行

パタゴニアに行ってきました。

パタゴニア地方はチリとアルゼンチンにまたがっていて、両政府にそれぞれ国立公園として、管理されています。
今回は冬なので、チリ側は行けないところが多いので、アルゼンチン側のパタゴニアを行くことにしました。

パタゴニアの中心はアルゼンチンのサンタクルス州にあるカラファテという町です。
ここを拠点にして、ペリトモレノ氷河、手の洞窟、チャルテンに行くことができます。

1.ペリトモレノ氷河

ロス・イグレシアス国立公園にはカラファテから3時間です。
バスツアー代金が$140、公園の入場料が$130でした。
ボートツアーは$620ですが、夏には氷河の上を歩いて、オンザグレイシャーでウィスキーを飲めるので、そちらは楽しみに取っておくことにしました。

全長が30kmにもなるでかい氷河です。
パタゴニアのアンデス山脈から流れてきます。
とにかく、でかいです。
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100m近く離れたところから見てもデカイです。
地平線が全部氷河なので、もうわけわかんないです。
飛行機の窓から見てもでかい。
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先端部の氷河は常に溶けて崩れます。自重でどんどん崩れるのですが。その時の音は大砲を撃ったような音がします。
10分に1度は家サイズの氷河が崩れてます。


2.手の洞窟

カラファテからバスで17時間か、ペリト・モレノの近くにあります。
ペリト・モレノというと、氷河(glacier)のペリト・モレノと町のペリト・モレノの二つがあります。
氷河の方が有名ですが、町に行こうとして、ペリト・モレノと言っていると、確実に氷河と勘違いされます。
ペリトモレノは鉱山が主要産業です。
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9300年前の人類の芸術です。
赤土を粉末状にして、手に吹き付けてます。
世界最古のストリートアートです。
南米の街にストリートアートが多いのは遺伝かもしれません。
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山や獲物のグアルコ(リャマの仲間)の絵もあります。
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すぐ側にはペンチュラ川があります。
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渓谷の中にチョロチョロと川が流れていて、その周りに木が生えています。
普段はチョロチョロ流れている小川ですが、30年前の大洪水の時には100mくらいの高さにまで、水かさが増え、今も流されたバスが崖の中腹に放置されています。


3.チャルテン

カラファテからバスで3時間のところにチャルテンはあります。
荒野の中にある町で、冬はシーズンオフのため、開いている店もわずかです。
チャルテンでの見どころはフィッツロイ山(Mt.Fitz Roy)とセロ・トレ山(Cero Torre) です。
フィッツロイ山はマゼランがパタゴニアにきた時の船のカピタン(船長)、ロバート・フィッツロイの名前を冠しています。

トレッキングのコースは30分〜5時間まででいろいろと選ぶことができます。
天候や自分の体力を正直に申告して、パークレンジャーに相談すると、快くオススメのコースを教えてくれます。

風が強いです。
冬も風速20mくらいありそうですが、夏はもっと風が強いそうです。

フィッツロイです。
雲が晴れた時しか見ることができません。
アウトドアブランドのパタゴニアのシンボルマークとそっくりです。
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残念ながら、今回はセロ・トレは見ることができませんでした。

運が良ければ、動物に遭遇できます。
キツツキは独特の鳴き声とくちばしで木をつつく音が印象的です。
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コンドルで3匹のコンドルが織りなすダンスを見ながら、岩場に寝転がるのはすごく気持ち良かったです。寝転がるのは風避けのためです。めっちゃ寒いです。
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氷点下10度まで作動するカメラが起動しませんでした。
エスキモーはアザラシの肉の中で凍傷を治すということを思い出したので、カメラを自分のお腹の中に入れて、温めると起動しました。
さすが南極に近い場所です。想定しないことが起きます。

町には登山用具やハイキング用の靴をレンタルしているところもあり、手ぶらで行ってもハイキングに行くことができます。


気候

栄養のない水はけの良い土で、風がものすごく強いです。
高い木は育ちません。
大昔は海の底だったので、砂浜のような土です。
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山の水はそのまま飲んでも大丈夫です。
とても美味しい軟水で、日本人向けだと思います。
このパタゴニアンウォーターで米を炊くとおいしいです。
水には栄養が少ないので、川に魚は住んでいません。
大地自体に栄養が貧相なので、生物は少ないです。
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木も風に対する防御機構を作動させて、一番表の肌を石のように硬化させてます。自然のダウンジャケットです。

町の名前の由来にもなったカラファテという植物です。
ブルーベリーの仲間で、鋭い棘を持っていて、ドーム状に育ちます。
ドーム状の形状は風や雪の圧力を分散させるためです。
見つけられませんでしたが、中には小動物が巣を作っていることがあります。
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南極に近いので、空模様がとてもおもしろいです。
毎日違う空が見れるので、飽きません。
特に夜明けのグラデーションが綺麗です。
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緯度が高いので、大気に我々の目から見て、鋭角に太陽光線が入ってくるので、常に薄い青がかかっています。
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二メス国立公園

カラファテの中心部にある自然公園で、バードウォッチングが楽しめます。
冬は1/3くらいの鳥しか見れないので、夏に行った方がいいです。
自然観察には双眼鏡がめっちゃいると思いました。
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